ブンデスリーガ第4節が20日に行われ、ブレーメンとフライブルクが対戦した。 

 ブレーメンは前節ボルシアMG戦で4-0と快勝し、今シーズンのリーグ戦初勝利を収めた。
今夏新加入の日本代表DF菅原由勢は2試合連続でフル出場を果たし、評価も上昇中。U-21ドイツ代表デビューを飾った長田澪(ミオ・バックハウス)は、初完封を記録している。一方のフライブルクも同様、前節にリーグ戦初勝利を記録。劇的勝利を飾った勢いをそのままぶつけたい一戦となる。

 ブレーメンはGK長田と菅原がスターティングメンバーに名を連ね、フライブルクの日本代表MF鈴木唯人はベンチから出番を待つ一戦となった。序盤からブレーメンがペースを握るが、先制点を奪ったのはアウェイのフライブルク。33分にヴィンチェンツォ・グリフォがPKを成功させ、リードを奪う。

 後半に入り、ブレーメンの菅原は高い位置にポジションをとり、攻撃に絡んでいく。しかし、フライブルクが貴重な追加点を挙げる。グリフォのクロスに巧みな動き出しを見せたチュクビケ・アダムが合わせた。

 2点リードを奪われたものの、菅原の攻撃参加からのクロスでPKを誘発。ロマーノ・シュミットがキッカーを務めたが、フライブルクGKノア・アトゥボルがこれをストップする。
ブレーメンは絶好のチャンスを生かせない。

 そしてブレーメンは73分、菅原に代え、MFパトリス・コヴィッチを投入する。攻撃的なメンバーにシフトしたが、フライブルクにカウンターを許し、3失点目を献上。その後、スコアは動かずブレーメンは0-3で敗戦。一方のフライブルクは連勝を達成した。

 ブレーメンは次戦、26日にバイエルンと対戦。フライブルクは24日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)の開幕節でバーゼル(スイス)と対戦した後、28日にホッフェンハイムとの一戦が控えている。

【スコア】
ブレーメン 0-3 フライブルク

【得点者】
0-1 33分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(PK/フライブルク)
0-2 54分 チュクビケ・アダム(フライブルク)
0-3 75分 アブドゥル・カリム・クリバリ(OG/フライブルク)
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