マッシミリアーノ・アッレグリ監督が前節の退場処分でベンチ入りできなかったミランだが、クリスティアン・プリシッチが3得点に絡む活躍で曲者ウディネーゼを退けた。40分にプリシッチがこぼれ球を押し込み先制すると、後半開始早々にプリシッチのペナルティエリア内でボール奪取からユスフ・フォファナが追加点をマーク。さらに53分、アドリアン・ラビオのお膳立てからプリシッチが"ドッピエッタ”(1試合2得点)を達成し、敵地で3-0の完勝を収めた。
ミランのアシスタントマネージャーを務めるマルコ・ランドゥッチ氏は試合後、アッレグリ監督の代わりにイタリアメディア『スカイ』のインタビューに答え、「私たちはウディネーゼをとてもリスペクトしていた。チーム全体の熱意が称賛に値する。技術的にも重要な試合だった」とコメント。副官はさらに次のように言葉を続け、個々のパフォーマンスを称えた。
「(ルカ・)モドリッチは模範だ。選手としてだけでなく、人間としても、私に多くの感動を与えてくれる」
「プリシッチがシュートを打つときは、狙撃手のように正確無比だ。彼のデータがそれを物語っている。彼はチーム全体からサポートされている重要な選手だ」
「アドリアン(ラビオ)は素晴らしい試合をした。彼は常に前へ前へと進み、ゴールを決めようとしていて、私は彼に腹を立てたが、彼の考えは正しかった。
開幕戦で昇格組のクレモネーゼに金星を献上した後、3連勝で立て直したミラン。ミッドウィークにコッパ・イタリア2回戦レッチェ戦を挟んで、次節は王者ナポリとの大一番を迎える。
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