佐野は20日に行われたブンデスリーガ第4節のアウクスブルク戦にリーグ戦4試合連続で先発出場すると、14分にインターセプトした流れから自ら持ち運んで左足を振り抜いて先制点を決めたほか、53分に数的不利になった後の2-0で迎えた60分には絶妙なパスからパウル・ネーベルの追加点を演出。
昨夏にマインツに加入してブンデスリーガでは昨季全34試合に先発出場していた佐野だが、得点に直接関与したのはこの試合が初となり、ゴールとアシストともにブンデスリーガ38試合出場目にして自身初のこととなった。
この活躍を受け、佐野はブンデスリーガ公式サイトでこの試合のPOTMに選出。総評では「WWKアレナ(敵地スタジアム)で佐野海舟は記憶に残るパフォーマンスを披露し、さらに2得点を演出するなど、圧倒的なパフォーマンスを見せた」と綴りながら、次のように賛辞を送っている。
「この日本人ミッドフィルダーはマインツのすべてのポジティブなことにおいて中心選手であり、ルーズボールへの卓越した洞察力と、チームを前進させる驚異的なエネルギーを発揮した」
「マインツが10人になった後も、佐野は自陣から息を切らして駆け上がり、ネーベルのゴールをアシストした。さらに、賢い動きと正確なパスで(アルミンド・)ジープの4点目を生んだ。14回のデュエル勝利(マインツの選手の中では最多)と、最高となるファンタジーマネージャーポイント(450)を獲得した佐野は、アウェイで勝利した中で際立った活躍を見せた」
【動画】佐野海舟が初ゴール&アシストを記録!