セリエA第4節が21日に行われ、パルマ・カルチョは敵地でクレモネーゼと対戦した。

 日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは、今シーズンの初戦となったコッパ・イタリア1回戦で白星を挙げたものの、その後のリーグ戦では勝利から遠のいている。
一方のクレモネーゼは昇格チームながら、ここまで2勝1分けと好調をキープ。開幕節ではミランに2-1で勝利し、金星を挙げている。
 
 鈴木がスターティングメンバーに名を連ねた一戦は、パルマがボールを保持し、試合を進めていくも決定的なチャンスは作れず。ただ、前半はクレモネーゼのシュートをゼロに抑えており、鈴木が脅威にさらされることはなかった。

 後半に入り、パルマはアドリアン・ベルナベを中心に攻撃を構築。GKの鈴木もクロスボールに落ち着いて対応する。試合終盤にはクレモネーゼにチャンス。クロスからヘディングシュート放つが、フェデリコ・バスキロットに当たってしまい、得点機を生かせない。

 89分にはクレモネーゼのクロスが長くなり、難しい対応を強いられた鈴木だが、バックステップを駆使して難を逃れる。その後も試合は動かず、拮抗したまま試合終了の笛が鳴った。

 次戦、パルマは24日にコッパ・イタリア2回戦でスペツィアと対戦し、29日には第5節のトリノ戦を控えている。

【スコア】
クレモネーゼ 0-0 パルマ・カルチョ
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