ローマに所属するイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニが、ラツィオとの“ローマ・ダービー”に勝利した喜びを語った。21日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。


 セリエA第4節が21日に行われ、ローマはラツィオと対戦した。今季最初の“ローマ・ダービー”となった一戦は、38分にペッレグリーニの得点でローマが先制。これが決勝点となり、ローマは試合終盤に2名の退場者を出したラツィオとのダービーマッチを1-0で制した。

 クラブとの契約は2026年6月までとなっており、去就が不透明なペッレグリーニ。試合後に『DAZN Italia』のインタビューで「あらゆる理屈、言葉はさておき、1つ変わらないことがあるとしたら、それは僕がローマを愛しているということだ」とコメント。「このユニフォームを着ている限り、一瞬も気を抜くことはない。人生は予測不可能だ。次に何が起こるかわからない。夏には移籍寸前で、そのあとケガを負ったけど、復帰してすぐにゴールを決め、ダービーに勝利できた」と、勝利の喜びを口にした。

 そして、「ゴールを決めたとき、本当にたくさんのものが込み上げてきた」と自身の得点を振り返り、「今日、試合に出場して、僕の家族のために、つまり皆さん全員のために、このダービーに勝つことができたんだ。皆さん全員が僕にとって家族であり、困難な時期を支えてくれた」と、ファンに向けて感謝の言葉を送り、以下のように意欲を述べた。

「スタンドには僕を愛してくれている人たちがいる。
そのことを疑ったことは1度もない。僕も皆さんを愛している。このチームにはローマを大切に思う素晴らしい選手たちがたくさんいる。まだまだ多くのことを成し遂げられると信じている」

「そして、新しくここに加入したばかりで、まだ自分の状況をよく理解していない選手たちに、ローマへの情熱を伝える責任を負う多くのキャプテンの1人であることを誇りに思う」


【ハイライト動画】ラツィオvsローマ


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