高知ユナイテッドSCは23日、秋田豊監督の退任と、白石尚久氏の監督就任を発表した。

 現在55歳の秋田監督は京都サンガF.C.FC町田ゼルビア、いわてグルージャ盛岡を指揮した後、2025シーズンからは新たにJリーグに参入した高知の監督に就任。
しかし、6月29日に指導に関してパワーハラスメントがあったと選手やスタッフから申し立てが行われたことを受け、同日より当面の間休養することが発表されると、今月19日には会見を開いて辞任する考えを明らかにしていた。

 そうしたなか、高知は23日に秋田監督が退任することと同時に、白石氏の監督就任を正式発表した。現在49歳の白石氏はこれまでスペインやオランダ、ベルギーなどの下部リーグで監督やアシスタントコーチなどを歴任。2024年1月から今夏まではウェスト・ブロムウィッチ(イングランド2部)でテクニカルアシスタントを務めていた。

 Jリーグで初めて指揮を執ることが決定した白石氏は高知のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「このたび、高知ユナイテッドSCの監督に就任することになりました。このような機会をいただけたことに、クラブ関係者の皆さま、そして応援してくださるすべての方々に心から感謝申し上げます。シーズン途中からの就任となりますが、選手やスタッフと共に一丸となり、クラブのために全力を尽くしてまいります。ファン・サポーター・スポンサーの皆様、熱いご声援よろしくお願いします」
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