マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シウバが、不公平な日程面だったことを主張した。22日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 21日に行われたプレミアリーグ第5節でアーセナルと対戦したマンチェスター・シティは、9分にアーリング・ハーランドが先制点を決めると、後半途中からは5バックに変更して守りに入ったものの、90+3分に同点弾を許し、1-1のドローに終わった。

 しかし、18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節のナポリ戦(◯2-0)から66時間で同試合を迎えていたマンチェスター・シティに対して、アーセナルは16日にCLのアスレティック・ビルバオ戦(◯2-0)を戦っていたことから、21日に行われた試合は両チームに日程面での差があった。

 こうした状況にマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も「信じられないほど疲れていた」と振り返っていたなか、B・シウバも「このような試合を戦うのは不公平だ。全く正しくない」と不利な状況であったことを強調した。

「事実としてシーズンで最も重要な試合の一つに、休息という面でこれほど不利な状況で臨まなければならなかった。このようなプレーをするには、万全のコンディションではなかった。最高レベルでプレーしたことのない人は、このような試合を戦う気持ちが分からないだろう。最高のコンディションで臨まなければならない」

「彼らが僕たちを負けさせようとしていたとは思わない。数カ月後にはアーセナルやリヴァプールにも同じことが起きるかもしれない。しかし、アーセナル対シティ、シティ対リヴァプール、リヴァプール対アーセナルといった試合を戦うとなると、ある程度の常識と状況理解が必要だ」


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