前節に11試合ぶりの敗戦で首位から陥落した京都が、AFCチャンピオンズリーグエリートの戦いから帰ってきた5位町田を『サンガスタジアム by KYOCERA』に迎え撃っての上位直接対決。
追いかける展開となった京都は、累積警告から復帰したラファエル・エリアスがゴールを脅かすミドルシュートを放つが、惜しくも枠の上。京都は1点ビハインドで折り返す。
後半も京都が攻勢のなか、町田は62分に守備でも好プレーを披露していた岡村が負傷交代するアクシデントが発生する。すると71分、京都の須貝英大が町田DF望月ヘンリー海輝のファウルを誘い、飯田淳平主審はオンフィールドレビューで京都にPKを与える。キッカーを務めたR・エリアスはゴール右下を狙ったが、町田のGK谷晃生がコースを読んでシュートを止めた。
後半アディショナルタイムに差し掛かるころ、京都が再びペナルティエリア内のファウルを誘ってPKを獲得する。今度は原大智がキッカーを務めると、谷の逆を突き、ようやく試合を振り出しに戻した。
京都はその後も猛攻を繰り広げたが、勝ち越しの1点は奪えず試合終了。京都は3戦未勝利、町田はリーグ戦4試合未勝利となった。今節首位鹿島アントラーズが勝利したことで、京都は勝ち点差「5」、町田は同「9」に広がった。
次節、京都は28日に敵地でセレッソ大阪と、町田は27日にホームでファジアーノ岡山と対戦する。
【スコア】
京都サンガF.C. 1-1 FC町田ゼルビア
【得点者】
0-1 17分 岡村大八(町田)
1-1 90+3分 原大智(京都)
【ゴール動画】京都vs町田