マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフを絶賛した。23日、クラブ公式サイトが伝えている。


 現在21歳のクサノフはRCランスから今年1月にマンチェスター・シティに加入し、ここまで公式戦15試合に出場。5試合に出場している今季は本職のセンターバック(CB)だけではなく、右サイドバック(SB)としても起用され、チームに貢献を果たしている。

 そうしたクサノフの成長具合について聞かれたグアルディオラ監督は「とても感銘を受けているよ。彼はCBとしてもプレーできるし、最終ラインでは左SB以外ならあらゆるポジションをこなせると思う」と賛辞を送りながら、マンチェスター・シティで長く活躍することを予想した。

「前線で多くのチャンスを作ることはできないけど、視野は信じられないほど広く、堅実で安定感があり、フィジカルも強靭だ。まるで全盛期のカイル(・ウォーカー)のようだよ。まだ若いのに驚くほどの集中力があり、学ぶ意欲に満ち溢れている。これまで対戦してきた難しい相手に対して彼は本当に素晴らしいプレーを見せてきた」

「彼はまだ若く、初めての経験はウズベキスタンからフランスに来て、リーグ・アンで8~10試合ほどプレーしただけだった。その後ここに来て、難しいシーズンに適応した。だからこそ、すべてが整った状態でチームに合流すれば、簡単に流れに乗れるんだ」

「彼は素晴らしいので、私たちの持っている動きやパターンをすぐに習得するだろう。彼は今後何年にもわたってクラブで活躍できる素晴らしい最高の選手だと誰もが感じていると思う。このクラブで長年にわたってキャリアを築くだろう」

 そんなクサノフだが、21日に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル戦に右SBとして先発出場していたなか、ハーフタイムで交代を余儀なくされており、グアルディオラ監督は「今後3試合は欠場するだろう」と負傷のため、しばらく出場できない状態であることを明かしている。

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