トッテナム・ホットスパーを率いるトーマス・フランク監督が、負傷離脱中のスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキについて言及した。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。


 2022年冬に加入したトッテナム・ホットスパーでここまで公式戦通算146試合出場25ゴール30アシストという成績を残しているクルゼフスキ。昨シーズンも公式戦50試合で10ゴール11アシストをマークするなど躍動したが5月に行われたクリスタル・パレス戦で負傷し、右膝蓋骨を手術。現在に至るまで離脱が続いており、戦列復帰は年明け以降になる可能性が高いとも報じられている。

 イングランド代表MFジェームズ・マディソンも右ひざ前十字じん帯断裂によって長期離脱を余儀なくされ、アタッカーの主力2瀬選手を欠いた状態が続いているトッテナム・ホットスパー。そんな中、クルゼフスキの年内復帰の可能性について問われたフランク監督は「その可能性は十分にある」と明言しつつ、「彼は我々にとって本当に重要な選手だ。とにかく一刻も早く復帰してくれることを願っているし、懸命に取り組んでいることも理解している」と言葉を続けた。

 なお、クルゼフスキとマディソン以外にも負傷者が続出しているトッテナム・ホットスパーだが、フランク監督は「ソランケとタカイは回復しつつあり、すでにチーム練習にも参加した」とコメント。今夏に川崎フロンターレから加入した日本代表DF高井幸大がイングランド代表FWドミニク・ソランケとともに復帰に近づいていること明かした。
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