レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の評価はあまり伸びなかった。

 ラ・リーガ第6節が24日に行われ、レアル・ソシエダはホームでマジョルカと対戦。
49分に久保のワンタッチパスから抜け出したアンデル・バレネチェアが折り返すと、ミケル・オヤルサバルがこれを押し込んで先制したのが決勝点となり、1-0で勝利し、今季初白星を飾った。

 先制点に関与するなど、85分までプレーして勝利に貢献した久保だが、試合後に選手採点を発表したスペイン紙『エル・デスマルケ』は、久保にチーム最低タイとなる「5」点をつけた。

 寸評では「彼はほとんど試合に関与しなかったけど、介入した際には必ず危険なプレーを見せ、アシストとなるようなキーパスを出したり、1-0のリードを奪ったようなプレーを生み出したりした。(相手GK)レオ・ロマンがほぼ破られていた中で明らかな決定機を逃してしまった」と記されている。

 また、この試合の選手総評を発表したスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は久保を「成長」と評し、「前半は重要な場面で大きな成功を収めることはできなかったが、(ホン・)アランブルへの決定的なアシストを供給した。後半は大きく成長して、ゴールを組み立て、粘り強くプレーしたが、ゴールで試合を締めくくることができなかった。チャンスはあったものの、それを逃してしまった」と綴られている。


【ハイライト動画】レアル・ソシエダvsマジョルカ

編集部おすすめ