今シーズンからバルセロナの「10番」を継承し、ラ・リーガ開幕からの3試合で2ゴール3アシストと結果を残していたヤマル。しかし、スペイン代表の一員として臨んだ今月のFIFAワールドカップ26欧州予選で鼠蹊部の痛みを抱えながらプレーすると、その後に行われたラ・リーガの2試合ならびにニューカッスルとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節を欠場した。
そんなヤマルは依然としてグループ練習には合流していないものの、鼠蹊部の痛みは克服しており、戦列復帰の目処が立っているようだ。『マルカ』が報じたところによると、現地時間10月1日に行われるパリ・サンジェルマン(PSG)とのCLリーグフェーズ第2節での復帰に向けて調整が進められているとのこと。ハンジ・フリック監督も25日のラ・リーガ第6節オビエド戦の前日会見にて「彼はすぐに復帰するだろう。調子は良いようだ」と明言したという。
また、今後の経過次第では28日に控えるラ・リーガ第7節レアル・ソシエダ戦のメンバーに含まれる可能性もある模様。しかし、クラブは再負傷のリスクなどを考慮し、同試合での先発起用については考えていないようだ。
なお、直近3試合ではブラジル代表FWハフィーニャとU-21スウェーデン代表FWルーニー・バルジが右ウイング(WG)の代役を務めた。ヤマル不在でもフリック監督率いるチームの攻撃力は衰えず、3試合で合計11ゴールを奪っている。