現在20歳のメイヌーはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2023年1月に17歳でトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算76試合出場7ゴール3アシストという成績を残し、昨年3月にはイングランド代表デビュー。しかし、昨年11月の就任から一貫して3-4-2-1システムを採用するルベン・アモリム監督の下で定位置を掴むことができておらず、今シーズンの先発起用はカラバオカップの1試合のみとなっている。
そんなメイヌーは今夏にマンチェスター・ユナイテッドからの退団を希望したものの、移籍は実現せず。依然としてアモリム監督の下で十分な出場機会を得られないことに不満を募らせており、他クラブへのレンタルを検討しているようだ。今後も状況が改善しない場合には、1月の移籍市場で新天地を求める可能性があると『ミラー』は報じている。
メイヌーが念頭に置くのは来年夏のFIFAワールドカップ26。昨年夏のEURO2024には出場したものの、トーマス・トゥヘル監督就任後はイングランド代表から遠ざかっている。現状のままでは約1年後に迫った大舞台に出場することが極めて困難なため、より多くの出場機会が見込めるクラブへ活躍の場を移し、トゥヘル監督に自身の価値を証明したいと考えている模様だ。
なお、メイヌーとマンチェスター・ユナイテッドが締結中の現行契約は2027年6月末まで残されており、1年間の延長オプションも付随している。