ヴァンフォーレ甲府は26日、「国際サッカー連盟(FIFA)からの通達に関する件について」と題したリリースをクラブ公式サイト上に掲載した。

 甲府のクラブ公式サイトに掲載された声明文は、次のとおり。


「本件につきましては、2022年8月1日~2023年12月31日までトンベンセFC(ブラジル)から期限付き移籍にて弊クラブに所属しておりましたジェトゥリオ選手の移籍金について、当該クラブとの間で支払いに関して、齟齬が生じておりました」

「ヴァンフォーレ甲府としては、これまでクラブ側の代理人を通じて、トンベンセFCとの間で交渉等を重ねて参りましたが、双方合意には至らなかったことが今回のFIFAからの通達に繋がりました」

「ヴァンフォーレ甲府と致しましては、この様な問題が報じられ、クラブに関わる全ての皆様方に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを心からお詫び申し上げます」

「クラブと致しましては、引き続き、本件の早期解決に向けて、トンベンセFCと調整を図って参りますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。 ヴァンフォーレ甲府 代表取締役社長 佐久間 悟」

 甲府については、24日付でFIFA公式サイトの補強禁止処分リストに掲載されており、今後3回分の移籍市場で新戦力を獲得できない状態にあるとされていた。FIFAから補強禁止処分を科されたことで、甲府は今後難しいチーム運営を迫られる。
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