マンチェスター・シティがブラジル代表FWサヴィーニョとの契約延長に迫っているようだ。25日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。


 今夏にはトッテナム・ホットスパー移籍の可能性も浮上したサヴィーニョだが、マンチェスター・シティと新たな長期契約を締結することで合意に達しつつある模様。報道によると、現行契約が2029年6月末まで残っている同選手に対し、クラブは2031年6月末までの新契約を提示したとのことで、近日中にも正式発表される可能性があるという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、マンチェスター・シティとサヴィーニョとの交渉が最終段階に到達し、契約延長合意に迫っていると指摘。今夏の移籍市場ではトッテナム・ホットスパーが2度に渡ってオファーを提示したが、マンチェスター・シティはいずれも拒否していたようだ。

 サヴィーニョは2004年4月10日生まれの現在21歳。母国のアトレチコ・ミネイロでプロデビューを飾ると、2022年夏にフランスのトロワに完全移籍しヨーロッパへ上陸した。2023年夏にレンタル加入したジローナでは公式戦41試合で11ゴール10アシストと躍動し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の原動力に。スペインの地での活躍が高く評価され、昨年夏には最大3360万ポンド(約67億円)の移籍金でマンチェスター・シティへ活躍の場を移した。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームでは左右のウイング(WG)を主戦場にプレーしており、公式戦通算52試合で4ゴール13アシストをマーク。今シーズンは負傷の影響でプレミアリーグ開幕からの3試合を欠場したが、その後は戦列に復帰し、ここまで公式戦4試合出場1ゴールという成績を残している。
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