在籍4年目を迎えたモナコでここまで公式戦6試合に出場し2ゴール2アシストをマークしている南野。リーグ・アンでは第3節ストラスブール戦で途中出場から値千金の決勝点を挙げ、続く第4節オセール戦でゴール、第5節メス戦でアシストを記録。また、クラブ・ブルッヘとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節でも味方の得点をお膳立てしており、直近は公式戦4試合連続で得点に直接関与と好調を維持している。
日本代表として優勝という壮大な目標を掲げるFIFAワールドカップ26に向けた重要な一年となる今シーズン。南野は「リーグ・アン5試合で2ゴール1アシストという成績には概ね満足しています」と前置きしつつ、「僕の目標は毎試合ゴールかアシストを記録し、チームにとって決定的な仕事をすることです。これからもこの調子を維持したいです」とさらなる活躍への意欲を示した。
前線にアメリカ代表FWフォラリン・バログンやデンマーク代表FWミカ・ビエレス、スペイン代表FWアンス・ファティら実力者を擁するモナコ。南野は「前線には質の高い選手が多く、競争も激しいです」と認めつつ、「良いことだと思っていますし、トレーニングでも全員が全力を尽くしています。最終的には監督が決めることで、このような素晴らしいチームメイトとプレーできることを嬉しく思います」と強調している。
現時点では絶対王者のパリ・サンジェルマン(PSG)を得失点差で上回り、リーグ・アン首位に立っているモナコだが、南野に慢心はない。「パフォーマンスはまだ完璧ではないし、そのことを自覚しています。リーグ首位に立っていることはポジティブですが、個人としてもチームとしても成長を続ける必要があると思います」と語り、さらなる改善を誓った。