ここまで5試合を消化したリーグ・アンで勝ち点「12」を獲得し、得失点差で絶対王者パリ・サンジェルマン(PSG)を上回り首位に立っているモナコ。在籍4年目を迎えた南野は第3節ストラスブール戦で途中出場から値千金の決勝点を挙げると、第4節オセール戦で再びネットを揺らし、第5節メス戦ではアシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)を含めると、現在は公式戦4試合連続で得点関与中だ。
南野の活躍もあり、まずまずのシーズン序盤戦を過ごしているモナコだが、新戦力もさっそく輝きを放っている。バルセロナから買い取りオプション付きレンタルで加入したスペイン代表FWアンス・ファティは、デビュー戦となったクラブ・ブルッヘとのCLリーグフェーズ初戦で南野のお膳立てから初得点。さらに直近のメス戦では途中出場から2ゴールを叩き込み、チームを5-2の大勝に導いた。
かつてアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)からバルセロナの背番号「10」を継承したファティ。スペイン屈指の名門では度重なる負傷に苦しみ、徐々に序列を落としていったが、新天地では早くも才能の片鱗を見せている。今後の活躍も楽しみな22歳の新戦力について、初ゴールをアシストした南野は次のように語った。
「先週日曜日(メス戦)の彼の投入は試合の流れを変えました。わずか数秒でゴールを決め、さらに3点目も決めてくれました。彼に頼れるのはチームとしても大きな強みだと思います。
【ゴール動画】南野拓実のお膳立てからファティがモナコ加入後初ゴール!