現在23歳のパーマーは、2023年夏に出場機会を求めてマンチェスター・シティからチェルシーへと完全移籍を果たした。瞬く間に定位置を確保すると、加入初年度はリーグ戦34試合出場22ゴール11アシストを記録。昨シーズンも公式戦で18ゴール14アシストをマークし、攻撃陣を牽引している。
今シーズンはここまで公式戦4試合に出場しているが、プレミアリーグ第2節と第3節を股関節を痛めた影響で欠場すると、第5節マンチェスター・ユナイテッド戦では21分でピッチを後にしていた。マレスカ監督は、コンディション面に不安を抱えるパーマーに対して「ケガが悪化しないように彼を守る決断をした」とコメント。さらに「代表戦の中断期間が明けるまでの2~3週間は彼を休ませ、100パーセント回復できるか決めるつもりだ」と述べた。
これを受けて、パーマーは27日に行われるプレミアリーグ第6節ブライトン戦、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節ベンフィカ戦、プレミアリーグ第7節リヴァプールを欠場することが確実となった。
さらに指揮官は「股関節の痛みをなんとかしてコントロールしているところだ」とパーマーの現状を説明。「試合数を考えると、これは起こりえることだ。慎重に判断したいし、代表ウィーク明けには100パーセントのコンディションに戻ることを願っている」と続け、エースの万全な状態での復帰を願っている。
なお、会見内で今夏のFIFAクラブワールドカップ2025出場に伴う影響について問われると「我々は今、さまざまな理由の問題を抱えており、7~8人が欠場している。これは昨シーズンの影響かはわからない」と答えた。
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