町野修斗が所属するボルシアMGは、開幕からリーグ戦4試合で2分2敗と未だに白星がない状況。
フランクフルトは8分、敵陣でFKのチャンスを得る。キッカーの堂安がFKから直接ゴールを狙ったものの、左足から放たれたシュートは惜しくもゴール左に外れてしまった。すると11分、フランクフルトの右CKという場面で、キッカーのファレス・シャイビのキックをロビン・コッホが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
続いて15分、敵陣深くの右サイドでのFKの流れから、堂安がグラウンダー性のクロスを通す。これをアンスガー・クナウフがワンタッチで合わせ、フランクフルトがリードを2点に広げた。
勢いに乗るフランクフルトは35分、浮き球のパスをジャン・ウズンが収めると、ヨナタン・ブルカルトにパス。ブルカルトは相手選手に寄せられながらもゴールに押し込み、フランクフルトが3点目を奪う。さらに39分、フランクフルトはスローイングからボールを左サイドへ展開。
フランクフルトは、前半終了間際の前半アディショナルタイム1分にもジャン・ウズンのゴールで加点。フランクフルトの5点リードで前半を終えることとなった。
後半が始まってすぐの47分、またしてもフランクフルトが加点。右CKからキッカーの堂安がショートでナサニエル・ブラウンにつなぐと、そのブラウンはすかさずクロスを上げる。これをコッホが押し込み、フランクフルトが6点目を記録した。
しかし、ボルシアMGも意地を見せる。72分にジョー・スカリーの右サイドからのクロスをイェンス・カストロップがヘディングでネットを揺らし、1点を返す。78分には右CKからハリス・タバコヴィッチが頭で得点。ボルシアMGが2点目を奪った。
さらに83分にはゴール前の混戦からヤニック・エンヘルハルトがゴールに押し込み、ボルシアMGが加点。後半アディショナルタイム9分にもグラント・レオン・ラノスも得点し、ボルシアMGが2点差に迫る。
しかし、ボルシアMGの反撃はここまで。フランクフルトが6-4で勝利し、ボルシアMGはリーグ戦5試合で未勝利が続くこととなった。この試合で2アシストを記録した堂安は71分まで、町野は61分までプレーした。
ボルシアMGは次節、10月5日に鈴木唯人を擁するフライブルクをホームに迎える。一方のフランクフルトは、30日にチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節でアトレティコ・マドリード戦に臨み、10月4日に行われる第6節ではホームでバイエルンと対戦する。
【スコア】
ボルシアMG 4-6 フランクフルト
【得点者】
0-1 11分 ロビン・コッホ(フランクフルト)
0-2 15分 アンスガー・クナウフ(フランクフルト)
0-3 35分 ヨナタン・ブルカルト(フランクフルト)
0-4 39分 ファレス・シャイビ(フランクフルト)
0-5 45+1分 ジャン・ウズン(フランクフルト)
0-6 47分 ロビン・コッホ(フランクフルト)
1-6 72分 イェンス・カストロップ(ボルシアMG)
2-6 78分 ハリス・タバコヴィッチ(ボルシアMG)
3-6 83分 ヤニック・エンヘルハルト(ボルシアMG)
4-6 90+9分 グラント・レオン・ラノス(ボルシアMG)
【動画】堂安律が2アシストの活躍を披露! vsボルシアMG