ここまで4試合を消化したリーグ戦で2勝2敗を記録し、前節終了時点で勝ち点「6」の10位につけるインテル。
試合は立ち上がりの9分にインテルがスコアを動かす。敵陣左サイドでボールを持ったカルロス・アウグストが中央に切り込み、ペナルティエリア手前のニコロ・バレッラにパス。ライン際を駆け上がってきたアレッサンドロ・バストーニに繋がると、左足で入れたクロスをラウタロが合わせる。ファーで叩いたヘディングシュートがネットを揺らし、アウェイチームが先制した。
幸先よく先行したインテルは、以降もゲームの主導権を掌握。前半だけで7本のシュートを放ちながらゴールに迫った一方、カリアリはシュート0本でハーフタイムに突入した。
53分には攻勢を強めるインテルが決定機を作り出す。右サイドのラウタロからポケットにボールが送られ、流れてきたテュラムがバックパスを選択。ボックス右角でバレッラが引き出し、横パスを受けたハカン・チャルハノールが右足を一振り。ペナルティエリア手前からグラウンダーでゴールを狙ったものの、シュートは右ポストに弾かれた。
対するカリアリも、73分にコーナーキックから合わせたマイケル・フォロルンショのヘッドがポストに直撃。そんななか、82分にインテルが追加点を奪う。左サイドのラウタロが横パスを出し、チャルハノールがワンタッチで縦にボールを流す。ポケットに走り込んだフェデリコ・ディマルコがマイナスに折り返すと、ファーのフランチェスコ・ピーオ・エスポジトが流し込んでリードを広げた。
結局、そのまま試合は2-0で終了。勝利したインテルが3ポイントを積み上げた。次節、カリアリは来月5日にアウェイでウディネーゼと対戦。インテルはCLを挟みながら来月4日にホームでクレモネーゼと対戦する。
【スコア】
カリアリ 0-2 インテル
【得点者】
0-1 9分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
0-2 82分 フランチェスコ・ピーオ・エスポジト(インテル)