アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリード戦を振り返った。スペイン紙『アス』が伝えている。


 ラ・リーガ第7節が27日に行われ、アトレティコ・マドリードはレアル・マドリードと対戦。今季最初の“マドリード・ダービー”は14分にロビン・ル・ノルマンが先制点を挙げると、25分と36分に失点して逆転を許したものの、45+3分にアレクサンダー・セルロートが同点弾をマーク。さらに、後半にはフリアン・アルバレスがPKとFKから追加点を決めたほか、アントワーヌ・グリーズマンにもダメ押しゴールが生まれ、5-2で勝利を収め、2連勝を飾った。

 イギリスメディア『BBC』によると、アトレティコ・マドリードが“マドリード・ダービー”で5得点以上を記録したのは、1950年11月の6-3での勝利以来、約75年ぶり4度目のことになったという。

 試合後、シメオネ監督は『DAZN』で「感情が溢れすぎて泣いてしまった」と語りながら、「心の中には様々な感情が渦巻いている。今シーズンは厳しいスタートを切った。多くの選手が目に見えないところで努力を重ねてきた。素晴らしいことだ」と3試合未勝利スタートから立て直しているチームに賛辞を送りつつ、次のように試合を振り返った。

「レアル・マドリードは世界最高のチームの一つだ。今日は素晴らしい試合をしなければならなかった。ニコ(・ゴンサレス)、(パブロ・)バリオス、フリアン(・アルバレス)、ジュリアーノ(・シメオネ)といった選手たちが外側で突破し、センターバックを下げてセルロートを中盤に残し、チャンスを演出するなど、どこでダメージを与えられるか分かっていた。2失点を除けば、チームは良いプレーをしたと思う」


【ハイライト動画】アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリード

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