クリスタル・パレスが今シーズンのプレミアリーグで唯一の無敗継続チームとなった。

 プレミアリーグ第6節が27日に行われ、ここまで無敗を継続しているクリスタル・パレスは、開幕5連勝のリヴァプールと対戦。
9分に鎌田大地の蹴ったコーナーキック(CK)のこぼれ球をイスマイラ・サールが押し込んで先制点を挙げると、87分に追いつかれてしまったものの、90+7分にエディ・エンケティアが勝ち越しゴールを決め、2-1で勝利を収めた。なお、鎌田は90+1分までプレーした。

 この結果、リーグ戦3勝3分けとなったクリスタル・パレスは暫定ながら2位に浮上。イギリスメディア『Squawka』によると、これでクリスタル・パレスは公式戦18試合無敗となり、クラブ史上最長記録に並んだという。また、プレミアリーグの最初の6試合を無敗で終えたのは史上初めてで、リーグ戦12試合無敗も史上初であることが伝えられている。

 無敗対決を制して今季唯一の無敗チームとなった試合後、クリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督はイギリスメディア『BBC』で、「前半は素晴らしいプレーを見せ、当然のリードを奪うことができた。勝利に値したと思う」と振り返りながら、次のように続けた。

「リヴァプールのプレッシャーを乗り越える必要があった。彼らには同点ゴールが相応しかっただろうけど、チームのその後の反応にはとても満足している。私たちは自分たちの個性について話をする。常に勝利を目指している。クリスタル・パレスに近い人たち全員がここで報われた」

「選手たちはとても自信に満ちていた。
何度も走って、パスの質、ボックス内への走り込みなど、素晴らしいプレーを見せた。試合を分析してこのポジティブな要素をすべて吸収する。でも、こういう瞬間を楽しまなければならない。そうでなければ、なぜこれをやっているのか自問自答せざるを得なくなってしまうからね」


【ハイライト動画】クリスタル・パレスvsリヴァプール

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