直近4試合で3敗を喫して降格圏に勝ち点で並ばれた横浜FMが、3連勝と上り調子のFC東京と敵地で対戦。
正真正銘の先制点が生まれたのは52分、横浜FMが一歩前に出る。敵陣でのボール奪取から素早く左に展開し、角田がゴール前にピンポイントクロスを供給。ボックス中央にいたキャプテン喜田拓也が頭で合わせて流し込んだ。
59分、横浜FMが大きな追加点を獲得する。次々と人が出てくる波状攻撃で右サイドを突破し、渡辺皓太がペナルティエリア右からクロスを送る。ゴール前に飛び込んだ谷村が合わせて押し込んだ。
そして62分、横浜FMがダメ押しの3点目を奪う。右サイドからクルークスがインスイングのクロスを送り、谷村が合わせて強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。
試合終盤、FC東京の猛攻が始まる。89分に高宇洋が1点を返すと、後半アディショナルタイム6分にはペナルティエリア内でのファウルを誘ってPKを獲得する。
しかし、FC東京の反撃はあと一歩及ばず、横浜FMは命からがら逃げ切った。FC東京は4試合ぶり黒星、横浜FMは2試合ぶり白星となった。先に横浜FCが勝利していたため、横浜FMは引き分け以下で降格圏転落の危機だったが、快勝で残留圏の17位をキープした。
次節は10月4日に行われ、FC東京は敵地で清水エスパルスと、横浜FMは敵地で柏レイソルと対戦する。
【スコア】
FC東京 2-3 横浜F・マリノス
【得点者】
0-1 52分 喜田拓也(横浜FM)
0-2 59分 谷村海那(横浜FM)
0-3 62分 谷村海那(横浜FM)
1-3 89分 高宇洋(FC東京)
2-3 90+6分 アレクサンダー・ショルツ(FC東京)
【ゴール動画】FC東京vs横浜FM