3試合未勝利で鹿島アントラーズに首位の座を明け渡した京都は、鹿島との勝ち点差「5」を維持するため勝利が必須の一戦。
試合の均衡が破れたのは44分、京都がデザインされたコーナーキックで先制に成功する。右コーナーキックを獲得し、キッカーの平戸太貴はグラウンダーのポールをニアに送る。これに反応した須貝英大がスルーで相手を欺き、奥の松田天馬が合わせてゴールへ流し込んだ。試合は京都の1点リードで折り返す。
57分、C大阪がセットプレーで取り返す。柴山昌也が左コーナーキックから低く速いクロスを送り、ニアのディオン・クルーズが合わせてJ1初得点を記録した。
後半はC大阪がペースを握ったが、87分に京都が再びセットプレーで勝ち越しに成功する。左コーナーキックに長沢駿が頭で合わせて押し込んだ。
すべてセットプレーから得点が生まれた一戦はこのまま終了し、逃げ切った京都が4試合ぶり白星で鹿島との勝ち点差「5」をキープした。次節は10月4日に行われ、C大阪は敵地で名古屋グランパスと、京都はホームで川崎フロンターレと対戦する。
【スコア】
セレッソ大阪 1-2 京都サンガF.C.
【得点者】
0-1 44分 松田天馬(京都)
1-1 57分 ディオン・クルーズ(C大阪)
1-2 87分 長沢駿(京都)
【ゴール動画】