レアル・マドリードを率いるシャビ・アロンソ監督が、大敗を喫したラ・リーガ第7節アトレティコ・マドリード戦を振り返った。27日にスペイン紙『マルカ』が伝えた。


 開幕6連勝を飾ったレアル・マドリードは、序盤につまづいたライバルと敵地で対戦。しかし、フリアン・アルバレスの2ゴールを許すなど、アトレティコ・マドリード戦で75年ぶりに5失点を喫し、2-5の惨敗で2025-26シーズンの公式戦初黒星となった。

 シャビ・アロンソ監督は試合後、「悪い試合だった。スタートがうまくいかず、集団としてのプレーも、保持時および非保持時の質も良くなかった。我々は構築段階にあり、今日は初めての敗戦だが、これは続く。起きたことから教訓を引き出さねばならない。それは将来必ず役立つからだ。しかし言い訳はできない。ファン同様、私たちも傷ついている。ダービーマッチであり、当然の敗戦だった。私たちは試合に集中できておらず、スピードが足りなかった…この敗戦は痛い」と完敗を認めた。

「これは将来に向けた良い教訓かもしれない。
しかし、一対一の競り合いでも、スペースへのボール供給でも私たちは負けすぎた。そして、ボールを持っていても、解決策を見つけられなかった。試合の流れが悪く、全体的に悪い試合だった。当然の敗戦だ」

「今シーズン初めての敗戦であり、間違いなく痛ましい結果だ。私たち全員、そしてファンもきっと、この結果を痛感している。私たちは大きな責任を感じている。そして今、何をすべきか、何を修正すべきか、そしてどのように前へ進むべきかを考えなければならない。リーグ戦もその他の大会も、シーズンは始まったばかりだ。現状は私たちが目指すレベルではない」

 指揮官は最後に、「成長の過程、構築の過程には、厳しい日もある。その時にどう対応するかが違いを生む。我々はまだ構築の段階にある」とサポーターに忍耐を求めた。次戦は30日に行われ、チャンピオンズリーグ第2節で敵地カザフスタンでのカイラト戦に臨む。



【ハイライト動画】アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリード

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