首位の鹿島アントラーズは敵地で名古屋グランパスと対戦し、エウベルの初得点やレオ・セアラの今季18点目など2点を先行。
2位ヴィッセル神戸は清水エスパルスに苦しめられたものの、後半アディショナルタイム2分に酒井高徳が執念の逆転ゴールを挙げて、鹿島との勝ち点差「4」を維持した。3位京都サンガF.C.も終盤の勝ち越し点でセレッソ大阪を下し、首位を勝ち点差「5」で追いかける。
4位柏レイソルは川崎フロンターレと壮絶な打ち合いの末、4-4の痛み分けに終わった。4試合連続ドローと失速し、鹿島との勝ち点差は「7」に開いた。一方、FC町田ゼルビアは昌子源の劇的な決勝点でファジアーノ岡山に競り勝ち、サンフレッチェ広島もアビスパ福岡を退けた。町田と広島は鹿島と勝ち点差「9」と厳しい状況だが、いちるの望みを繋いだ。
残留争いでは横浜FCが湘南ベルマーレとのシックスポインターマッチを制したが、横浜F・マリノスもFC東京から辛くも逃げ切って3-2で勝利。横浜勢はともに勝ち点「31」へ到達し、得失点差で横浜FMが残留圏をキープした。
5連敗で15戦未勝利の湘南は、残留圏と勝ち点差「6」と崖っぷち。最下位アルビレックス新潟はガンバ大阪に2-4の逆転負けで、残留圏と勝ち点差「10」と絶体絶命の状況だ。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■J1第32節
▼9月27日(土)
FC町田ゼルビア 1-0 ファジアーノ岡山
名古屋グランパス 0-4 鹿島アントラーズ
ガンバ大阪 4-2 アルビレックス新潟
東京ヴェルディ 0-0 浦和レッズ
アビスパ福岡 1-2 サンフレッチェ広島
ヴィッセル神戸 2-1 清水エスパルス
▼9月28日(日)
横浜FC 1-0 湘南ベルマーレ
FC東京 2-3 横浜F・マリノス
セレッソ大阪 1-2 京都サンガF.C.
川崎フロンターレ 4-4 柏レイソル
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 鹿島(64/+24)
2位 神戸(60/+16)
3位 京都(59/+22)
4位 柏(57/+14)
5位 町田(55/+15)
6位 広島(55/+15)
7位 川崎F(52/+15)
8位 浦和(49/+7)
9位 G大阪(49/0)
10位 C大阪(43/+2)
11位 清水(40/-4)
12位 岡山(40/-6)
13位 FC東京(40/-10)
14位 福岡(37/-6)
15位 名古屋(36/-9)
16位 東京V(36/-15)
17位 横浜FM(31/-11)
18位 横浜FC(31/-16)
19位 湘南(25/-28)
20位 新潟(21/-25)
■J1第33節の対戦カード
▼10月3日(金)
19:00 湘南 vs 東京V
▼10月4日(土)
13:00 清水 vs FC東京
13:30 名古屋 vs C大阪
14:00 新潟 vs 岡山
15:00 福岡 vs 横浜FC
16:00 広島 vs 町田
17:00 浦和 vs 神戸
17:30 柏 vs 横浜FM
19:00 京都 vs 川崎F
▼10月5日(日)
15:00 鹿島 vs G大阪