ラ・リーガのレアル・マドリードは28日、同クラブに所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハルの負傷状況を発表した。

 現在33歳のカルバハルは、2010年にレアル・マドリードのユースチームからレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)へと昇格。
2012年7月からは移籍先のレヴァークーゼンでレギュラーとして活躍し、1年後には買い戻しオプションの行使によってレアル・マドリードに復帰した。以降は不動の右サイドバックとして公式戦通算435試合出場14ゴール59アシストをマーク。4度のラ・リーガ制覇や6度のチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトル獲得に大きく貢献しており、スペイン代表としても52キャップを記録している。

 昨年10月のラ・リーガ第9節ビジャレアル戦で右膝に重傷(前十字じん帯断裂、外側側副じん帯断裂、膝窩筋腱断裂)を負い、今夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025で実戦復帰を果たしたカルバハル。以降も順調に出場を重ねていた同選手だったが、先発した27日のアトレティコ・マドリード戦では59分に交代でピッチを退いていた。

 そんななか、レアル・マドリードがクラブ公式サイトでカルバハルのメディカルレポートを発表。同選手が右足ヒラメ筋の負傷と診断されたことを明かした。スペイン紙『マルカ』によれば、全治まで約4週間を要する見込みである模様。レアル・マドリードはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドも負傷離脱中であり、右サイドバックの起用選手についてシャビ・アロンソ監督が頭を悩ませることになりそうだ。
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