バルセロナを率いるハンジ・フリック監督がレアル・ソシエダ戦を振り返った。28日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。


 ラ・リーガ第7節が行われ、バルセロナはホームでレアル・ソシエダと対戦した。試合は31分にアルバロ・オドリオソラのゴールでアウェイチームが先制に成功。リードを許したバルセロナだったが、前半終了間際にジュール・クンデが同点弾をマークする。追いつかれたレアル・ソシエダは57分に久保建英を投入するが、その2分後にバルセロナのロベルト・レヴァンドフスキが逆転ゴールを奪取。結局、そのまま試合は2-1で終了し、バルセロナが勝利した。

 レアル・ソシエダ戦での白星によりリーグ戦4連勝を飾り、宿敵レアル・マドリードを抜いて首位に浮上したバルセロナ。フラッシュインタビューに応じたフリック監督は、負傷明けながら投入直後に決勝弾をアシストしたラミン・ヤマルを、「彼が戻ってきたのは素晴らしいことだ。誰もが彼の素晴らしさを知っている」と称賛した。また、「しかし、今日はチーム全体も良かった。オビエド戦からわずか68時間しか休みがなかったのに、選手たちが最高のパフォーマンスを出してくれたのは驚異的だ」とも語っている。

 さらに、試合後記者会見でもヤマルについて、「彼が戻ってきて本当に嬉しい。すぐに彼の持つ力を示したし、チャンスを作り出す能力は特別だ。
彼が戻ってきたのは大きい」とコメント。ゲーム内容についても、「苦しんだが勝つに値したと思う。道のりは長いし、これから首位を守らなければならない。勝って首位になるのは素晴らしいことだ」と述べつつ、「選手を何人か入れ替えたが、誰が出ても全力を尽くしてくれる。そういう姿勢が本当に好きだ」と手応えを口にした。
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