クリスタル・パレスに所属する日本代表MF鎌田大地が、リヴァプール戦を振り返った。28日、クラブ公式サイトが伝えている。


 プレミアリーグ第6節が27日に行われ、ここまで無敗を継続しているクリスタル・パレスは、開幕5連勝のリヴァプールと対戦。9分に鎌田の蹴ったコーナーキック(CK)のこぼれ球をイスマイラ・サールが押し込んで先制点を挙げると、87分に追いつかれてしまったものの、90+7分にエディ・エンケティアが勝ち越しゴールを決め、無敗対決を制して2-1で勝利を収めた。

 90+1分までプレーし、この試合のクラブのプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出された鎌田は試合後、『パレスTV』にて「今日は本当に良いパフォーマンスを見せられましたし、勝利に値したと思います。特にエディのゴールは素晴らしく、彼はこのゴールに値していました」と負傷で出遅れたものの、今季2試合目の出場で初ゴールを決めたエンケティアを称えた。

「エディのゴールを皆で喜んでいます。彼はパレスで難しい時期を過ごしてきましたけど、一生懸命トレーニングをして、ハードワークをしてきました。僕たちは皆、家族のような存在だから、彼のゴールを皆が喜んでいます」

 また、試合については「前半には少なくともあと1、2点決めるべきだったと思います。もちろん、後半も同じだけど、彼らは今や世界最高のチームの1つだし、前半に追加点が取れなかったので、後半は難しい試合になってしまいました。でも、これがサッカーだし、試合に勝利したので問題はないです」と振り返った。

 なお、リヴァプールに勝利したことで、今季プレミアリーグで唯一の無敗継続チームとなったクリスタル・パレスは、1969年8月に達成して以来、クラブ史上最多タイとなる公式戦18試合無敗という成績も残している。

 それでも、鎌田は「次の試合のことだけを考えなければなりません。常に次の試合だけに集中する必要があります。
無敗だと思う必要はないです。ただ次の試合に向けて準備をしてプレーするだけで、それだけが僕たちのやるべきことです」と無敗継続は気にせずに目の前の一戦を戦っていくことを強調した。


【ハイライト動画】クリスタル・パレスvsリヴァプール

編集部おすすめ