28日のバルセロナ戦に出場したレアル・ソシエダのMF久保建英は、スペイン紙『アス』から一定の評価を受けている。

 ラ・リーガ第7節が28日に行われ、レアル・ソシエダはバルセロナと対戦。
今月の日本代表活動で負傷した足首の影響か、同試合ではベンチスタートとなった久保建英は、ゴンサロ・ゲデスとの交代で、1-1で迎えた57分から途中出場した。が、その直後にリードを許す展開となり、右サイドで反撃の糸口を模索する久保は、84分にはエリア内で左足を振り抜いたがバー強襲、とゴールには結び付けられず。結局、1-2で敗れている。

 そんな久保のプレーぶりについて、現地紙『アス』は「ベンチから出場し、ラ・レアルの攻撃に勢いを与えようと奮闘した。84分にはクロスバーに嫌われている」と状況を打開しようとする姿勢を評価した。

 また試合後、チームを率いるセルヒオ・フランシスコ監督も、同点とするチャンスだった久保のシーンに触れつつ、「勝ち点を得られたかもしれないという手応えを持ってここを去るのは、試合をやり遂げた証拠でもある。選手たちにもそう伝えさせてもらったよ。だからこそ、我々にとって厳しい敗戦だったと思う。試合に食い下がり、終盤にはクボのようなチャンスもあり、勝ち点1を獲得できたはずだったのだから」と振り返っている。

 第7節終了時点でわずか1勝の17位に低迷するレアル・ソシエダ。次戦は、5日のラージョ・バジェカーノ戦となる。


【バー強襲】同点弾とはいなかった久保建英



編集部おすすめ