町田は、2024明治安田J1リーグを3位フィニッシュしたため、2025-26シーズンのACLEの出場権獲得。
8月27日の天皇杯・準々決勝の鹿島アントラーズ戦で勝利して以降、勝ち星から遠ざかっていた町田だが、27日の2025明治安田J1リーグ第32節ファジアーノ岡山戦で1カ月ぶりの勝利を収めた。その勢いを持ってアジア“初勝利”を目指す。
試合は高い位置からプレスをかける町田ペースで進んでいく。16分には右からの低弾道のキックが中央まで流れると増山朝陽が思い切りよく足を振り抜く。しかしGKのアフマド・シハン・ハズミ・モハメドが体を投げ出してセーブ。続く20分にはCKの流れからPKを獲得し、先制点を得る千載一遇のチャンスを得る。しかし、相馬勇紀のキックは右ポストに嫌われてしまう。
一方のジョホールは27分にチャンス。アヘル・アケチェがペナルティエリアの外からゴールを目指すが枠の外に外れる。徐々にオープンな展開となり、両チームがゴールに迫るシーンが増えると、前半アディショナルタイムには相馬がミドルシュートを放ち、試合を折り返す。
町田は後半の頭から、藤尾翔太と増山に代えてミッチェル・デュークと林幸多郎を投入する。
82分には右からのクロスが流れ、アケチェの下にボールが渡るも、GK谷晃生が冷静にシュートをキャッチ。試合の均衡は崩れず、終盤を迎える。町田は右ウイングバックの望月を下げ、オ・セフンをピッチに送り込み得点を目指す。その後、両チームともにセットプレーから得点の手掛かりをつかみ始めるがスコアを動かすには至らず。このまま試合終了の笛がなり、0-0で終わった。
次節は10月21日に行われ、町田は上海海港(中国)、ジョホールは成都蓉城(中国)とそれぞれアウェイで対戦する。
【スコア】
ジョホール 0-0 FC町田ゼルビア

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