グリーズマンは9月30日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節のフランクフルト戦に先発出場すると、2-0で迎えた45+1分にフリアン・アルバレスの折り返しを押し込んでチーム3得点目を挙げた。なお、試合はその後リードを広げて5-1で勝利を収めている。
これがアトレティコ・マドリードでの公式戦454試合目となったグリーズマンは、このゴールで同クラブでの通算200ゴールを達成。なお、データサイト『OPTA』によると、これは同クラブの歴史上少なくとも28ゴールも多い(次点がルイス・アラゴネスの172ゴール)数字であることが伝えられている。
試合後、グリーズマンは「チームは好調だ。ラージョ(・バジェカーノ)戦での逆転劇が僕たちにとって非常に良いものだった。ホームでプレーすることでモチベーションが上がる。この調子を維持していかなければならない」と今季CL初白星を挙げた試合を振り返った。
そして、通算200ゴールを記録したことにグリーズマンは「嬉しいよ。この節目を達成することができてとても誇りに思っている。大変だったけど、家にいる妻や子どもたちが大きな助けになってくれて、一生懸命努力をした。皆で一緒に達成することができた」と喜びを口にした。
また、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』によると、アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督も大台に到達したグリーズマンに言及。「彼と彼の200ゴールには感謝している」と語りながら、同選手には次のように賛辞を送った。
「彼がウィンガーとして加入した時、私たちは攻撃的ミッドフィルダーとして彼の最高の才能を発揮してもらうために迎え入れたことを覚えている。そして彼は世界王者となってチームに戻ってきた。今日、ファンたちが示してくれた感謝の気持ちは、彼が私たちに与えてくれたものすべてを表している。才能に年齢は関係ないよ」
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