アトレティコ・マドリードに所属するFWフリアン・アルバレスが、9月30日のフランクフルト戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 公式戦2試合連続となる“マニータ”だった。チャンピオンズリーグ第2節が30日に行われ、フランクフルトと対戦したアトレティコ・マドリード。開始4分にFWジャコモ・ラスパドーリが先制点を挙げたのを皮切りに、ゴールショーを開演させると、本拠地『メトロポリターノ』で3日前の“マドリード・ダービー”に続き、またしても5ゴールをマーク。5-1、と今シーズンのCL初白星を飾っている。

 試合後、PKをパネンカで決めたほか、2アシストを記録したFWフリアン・アルバレスがインタビューに登場。これで公式戦3連勝となり、開幕直後に躓いた遅れを取り戻しつつあるなか、同選手は「とても調子が良い。好調な流れに乗っている。シーズン開幕直後に、こういう結果が必要だったね。もっと効果的なプレーをする必要があり、それをこのホーム3連戦で実現できた。この勢いを維持しなければならない」と手応え。続けて「パフォーマンス的には良いスタートを切れていたんだ。効果的に活かすことができなかっただけ。
この3試合で明らかに改善された。僕たちは、ヨーロッパを見渡してもチャンスを多く作っているチームのひとつで、今夜のようにそれを確実に決める必要があった」とフィニッシュの部分で精彩を欠いていたと振り返った。

 また、チームの一体感について口にしたフリアンは、「バーベキューは最高だった。チームには新しい選手がたくさんいる。昨年もスタートこそ苦しかったけど、その後に(公式戦)15連勝することができた。良い競争が生まれ、お互いを知り、多くのチャンスを作れている。大きな成果を上げるためには、この道を歩み続けなければならない」と結束力の重要性を説いた。

 チームの好調に呼応するかのように、この3連勝の間に6得点2アシストを記録しているフリアン。キャリアハイを更新した昨シーズンをさらに上回る数字に期待がかかるが、“ラ・アラーニャ”は「限界は設けていない。より良い選手になって、チームを助けられるように努力している。毎日行っている努力が結果に反映されてきた。この道を歩み続けていくよ」と決意を語っている。


 今夏も大型補強を敢行し、ラ・リーガ奪還とビッグイヤー初戴冠を掲げるアトレティコ・マドリード。ようやく勢いに乗り始めたロヒブランコスの次戦は、5日に行われるセルタ戦となる。


【ハイライト】2試合連続“マニータ”のアトレティコ



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