ドルトムント(ドイツ)との初戦を4-4で引き分け、2021-22シーズン以来の決勝トーナメント進出に向けドロースタートを切ったユヴェントス。
試合は18分にゲオルゲス・ミカウターゼの得点でビジャレアルが先制したものの、後半立ち上がりの49分にユヴェントスが反撃する。敵陣右サイドでスローインを獲得し、ウェストン・マッケニーがボックス内に長いボールを投げ入れる。ニアで競り勝ったロイド・ケリーが頭で後方へと逸らすと、フェデリコ・ガッティが豪快なオーバーヘッドを披露。シュートはGKの手を弾きながらゴールに吸い込まれ、ユヴェントスが追いついた。
さらに56分、ハーフウェイライン付近でポゼッションを行うビジャレアルに対し、ユヴェントスが組織的なプレスを敢行。ダニエル・パレホのバックパスをフランシスコ・コンセイソンがカットし、ドリブルでバイタルエリアに侵入する。中央に切り込みながらマーカーのタイミングを外し、ボックス内で左足を一振り。冷静にニアを射抜いて逆転弾を挙げた。
リードを許したビジャレアルだったが、終盤にドラマを引き寄せる。90分に右サイドでコーナーキックを得ると、キッカーを務めたイリアス・アコマシュが左足でインスイングのクロスを供給。
結局、そのまま試合は2-2で終了。互いに1ポイントずつを分け合った。次節、ビジャレアルは今月21日にホームでマンチェスター・シティ(イングランド)と対戦。ユヴェントスはその翌日にアウェイでレアル・マドリード(スペイン)と対戦する。
【スコア】
ビジャレアル 2-2 ユヴェントス
【得点者】
1-0 18分 ゲオルゲス・ミカウターゼ(ビジャレアル)
1-1 49分 フェデリコ・ガッティ(ユヴェントス)
1-2 56分 フランシスコ・コンセイソン(ユヴェントス)
2-2 90分 レナト・ヴェイガ(ビジャレアル)