ブラジルサッカー連盟は1日、10月10日(金)の韓国代表戦、10月14日(火)の日本代表戦に臨むブラジル代表メンバー26名を発表した。

 レアル・マドリードに所属するFWロドリゴが今年3月以来となる代表復帰を果たした。
なお、カルロ・アンチェロッティ監督体制では初めての招集となる。昨季までレアル・マドリードを率いたアンチェロッティ監督にとって、ロドリゴは教え子の一人。今季ここまでは途中出場が主となっているが、アンチェロッティ監督は「出場機会は多くないかもしれませんが、出場するたびに素晴らしいプレーを見せてくれています。ビッグクラブでは激しい競争に直面しますし、ロドリゴは非常に重要な選手。あらゆるポジションでプレーできるストライカーです」と信頼を強調している。

 ロドリゴが復帰となった一方、今季チェルシーで活躍するジョアン・ペドロの招集が見送られた。アンチェロッティ監督は「軽いフィジカルコンディションの問題を抱えている。まだ100%の状態ではない」と説明している。ジョアン・ペドロは1日に行われたチャンピオンズリーグ ベンフィカ戦に後半から途中出場。ケガを負っているわけではないが、FIFAクラブワールドカップから連戦が続いており、疲労とコンディションを重視したようだ。

 会見では招集メンバー26名が発表となったが、アンチェロッティ監督は「最終的なリストではない」と強調。ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグや今週末の各国リーグ戦を踏まえ、最終的なアジア遠征メンバーを決定する。
またブラジルから韓国・日本へは飛行機での乗り換えも含めた長距離移動となるため、追加招集を行う場合は国内組ではなく、ヨーロッパでプレーする選手を優先する意向も示した。


ブラジル代表 招集メンバー26名
▼GK
ベント(アル・ナスル/サウジアラビア)
エデルソン(フェネルバフチェ/トルコ)
ウーゴ・ソウザ(コリンチャンス)

▼DF
カイオ・エンリケ(モナコ/フランス)
カルロス・アウグスト(インテル/イタリア)
ドグラス・サントス(ゼニト/ロシア)
エデル・ミリトン(レアル・マドリード/スペイン)
ファブリシオ・ブルーノ(クルゼイロ)
ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル/イングランド)
ルーカス・ベラウド(パリ・サンジェルマン/フランス)
ヴァンデルソン(モナコ/フランス)
ウェズレイ・フランカ(ローマ/イタリア)

▼MF
アンドレ(ウォルヴァーハンプトン/イングランド)
ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル/イングランド)
カゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
ジョアン・ゴメス(ウォルヴァーハンプトン/イングランド)
ジョエリントン(ニューカッスル/イングランド)
ルーカス・パケタ(ウェストハム/イングランド)

▼FW
エステヴァン(チェルシー/イングランド)
ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/イングランド)
イゴール・ジェズス(ノッティンガム・フォレスト/イングランド)
ルイス・エンヒキ(ゼニト/ロシア)
マテウス・クーニャ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
リチャーリソン(トッテナム・ホットスパー/イングランド)
ロドリゴ(レアル・マドリード/スペイン)
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/スペイン)
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