マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが驚異の記録を打ち立てた。

 チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節が現地時間10月1日に行われ、マンチェスター・シティは日本代表FW南野拓実が所属するモナコと対戦した。
敵地に乗り込んだマンチェスター・シティは15分にヨシュコ・グヴァルディオールのパスに抜け出したハーランドがネットを揺らして先制に成功。ゴラッソで1点を返されるも、44分にニコ・オライリーのクロスからハーランドの豪快なヘッドで勝ち越す。しかし、90分にPKを決められ、土壇場で勝利を逃した。

 ナポリとの第1節でCL通算50ゴールを史上最速で達成したハーランドだが、この日は同大会での通算50試合目の出場に。データサイト『Opta』によると、同選手がCL最初の50試合で挙げた得点数「52」は、ディナモ・ザグレブ、アンデルレヒト、リール、クラブ・ブルッヘ、ベシクタシュ、セルティック、ガラタサライ、CSKAモスクワ、パナシナイコスがCL最初の50試合で挙げたチーム全体での得点数を上回っているようだ。

 欧州サッカー連盟(UEFA)によるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出されたハーランドは試合後に「まだ十分ではない。次の試合で勝つために努力し続けなければならない。それが僕たちにできる唯一のことだ」と強調している。

 連勝こそ逃したものの、2試合で勝ち点「4」を獲得し、現時点では決勝トーナメントへストレートインできる8位につけているマンチェスター・シティ。21日に控える次節ではビジャレアルとのアウェイゲームに臨む。


【ハイライト動画】ハーランドが2発も…マンCはモナコに追い付かれてドロー

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