ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第2節が2日に行われ、ヘンク(ベルギー)とフェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)が対戦した。

 レンジャーズ(スコットランド)との開幕戦を1-0で制し、EL白星スタートを切ったヘンク。
連勝を目指す今節は、昨季の“ハンガリー王者”フェレンツヴァーロシュをホームで迎え撃つ。今夏の移籍市場で古巣復帰を果たした伊東純也は、右のアタッカーとして先発出場を飾っている。

 試合は開始早々の3分に伊東が決定機を演出する。敵陣左サイドでオ・ヒョンギュが倒され、ヘンクがフリーキックを獲得。一瞬の隙を突いた伊東が素早いリスタートでペナルティエリア内にフィードを送ると、反応したザカリア・エル・ワディが右足でゴールを狙う。しかし、角度の小さい位置から放ったシュートはGKに防がれた。

 そんななか、44分にフェレンツヴァーロシュがスコアを動かす。自陣でのボール奪取からテンポ良く繋いで前進し、味方のスルーパスに抜け出したジョナサン・レヴィが右サイドを突破。ワンタッチで入れたクロスをヴァルガ・バルナバーシュが頭で合わせ、アウェイチームが先制に成功した。

 62分には伊東が相手ゴールを脅かす。ヘンクがGKのスローから攻撃に転じ、中盤の左に流れたパトリック・フロショフスキーが縦にスルーパスを供給。スピードアップした伊東がライン際を駆け上がると、ペナルティエリア内でのカットインから右足でシュートを放つ。
だが、ディフェンダーにディフレクトしたボールはGKにストップされてしまう。

 その後、伊東は65分に交代。ヘンクは最後まで追いつけず、0-1の敗戦を喫した。次節は23日に行われ、ヘンクはホームでベティス(スペイン)と対戦。フェレンツヴァーロシュはアウェイでザルツブルク(オーストリア)と対戦する。

【スコア】
ヘンク 0-1 フェレンツヴァーロシュ

【得点者】
0-1 44分 ヴァルガ・バルナバーシュ(フェレンツヴァーロシュ)
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