クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督が、クラブ史上最長となる公式戦19試合無敗を達成した。2日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 UEFAカンファレンスリーグ(ECL)・リーグフェーズ第1節が2日に行われ、クリスタル・パレスはディナモ・キーウと対戦。31分にダニエル・ムニョスが先制点を決めると、58分にはエディ・エンケティアが追加点をマーク。76分にはボルナ・ソサが退場してしまったものの、このまま逃げ切り、2-0で白星スタートを飾っている。なお、日本代表MF鎌田大地は先発出場して69分までプレーした。

 この結果、先月27日に行われたプレミアリーグ第6節のリヴァプール戦で無敗対決を2-1で制し、1969年8月に達成して以来、クラブ史上最多タイとなる公式戦18試合無敗を記録していたクリスタル・パレスは、初の欧州主要大会で勝利を収めたことでこれを19試合に更新。クラブ設立120年の歴史で最長の無敗記録を樹立した。

 試合後、グラスナー監督は「彼らは成功への強い意欲と野心に満ちている。もちろん、私たちは彼らを奮い立たせ続けたいと思っている。集中力を高く保つのは本当に簡単なことだ」と今年4月16日にニューカッスルに0-5で敗れて以来、無敗を継続しているチームを称えた。

 また、グラスナー監督は「カンファレンスリーグの初戦で非常に強い相手とアウェイで対戦できたことを誇りに思う」とディナモ・キーウ戦を振り返りながら、無敗記録については「考えていない。すでに達成してしまったことだからね。私にとって重要なことは次に何が起きるかだ」とすでに次に試合に目を向けていることを強調した。

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