アトレティコ・マドリード(スペイン)が、アルゼンチン代表FWジュリアーノ・シメオネとの契約延長交渉をスタートさせた模様だ。現地時間2日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督の三男であるジュリアーノは、母国アルゼンチンのリーベル・プレートおよびアトレティコの下部組織で育成を受けた後、2022年4月にトップチームデビューを飾った。レアル・サラゴサやアラベス(共にスペイン)へのローン移籍を経て、2023-24シーズン以降はアトレティコのトップチームで存在感を高めており、今季はここまで公式戦9試合で2ゴール2アシストをマークしている。

『マルカ』によると、アトレティコ首脳陣は2028年6月まで契約を残しているジュリアーノをさらに長い間クラブにとどめようと準備を進めているという。契約延長に向けた交渉はすでに進行中であり、両者は全面的に合意に達している模様。同紙は「まもなく契約内容が詳細になり、2030年まで延長されることになるだろう」としている。

『マルカ』は、アトレティコがジュリアーノを重要な戦力として見ていることを強調。契約解除金が5億ユーロ(約870億円)に設定されているアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスやスペイン代表MFパブロ・バリオス、同MFアレックス・バエナと共に、クラブの未来を担う存在と考えている様子だ。
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