ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第2節が2日に行われ、セルティックはブラガと対戦。20分にリカルド・オルタが先制点を許すと、85分にはガブリ・マルティネスに追加点を奪われ、0-2で敗れた。この結果、セルティックはELで1分け1敗スタートとなり、公式戦では3試合未勝利となった。
それでも、この試合では0-1で迎えた51分にケレチ・イヘアナチョがネットを揺らしたものの、長時間のVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認の結果、相手選手をかわした際にボールがイヘアナチョの手に当たっていたとして取り消しになった。
しかし、映像によってはイヘアナチョの手に当たったところが確認されないものもあり、かつてセルティックでプレーした元イングランド代表GKジョー・ハートはイギリスメディア『TNT Sports』で「Wi-Fiの接続状況が悪いのではないか。それが1-1で試合を進められない唯一の理由だと思う」と語りながら、「ボールは上がって、それは彼の頬に当たった。呆然としているよ」と得点が認められずに再開した判定に驚きを示していた。
そして、試合後にはロジャーズ監督も「チームの構造を変えて非常に良い形で試合に臨み、チャンスもあったのに、なぜゴールが認められなかったのか理解できない」と判定への不満を口にした。
「あれは試合の本当に重要な局面だった。ゴールを決めて1-1になれば、それが自信を再び持つきっかけにもなった。なぜ、主審に確認に行かせないのかが理解できない。あの場面はたとえ1度か2度でも見れば、少なくともVARの担当者はあれだけ時間のかかった分、もっと確認していたと思うけど、どの角度から見ても彼が触ったとは到底思えない」
「ボールは彼の顔に当たり、彼はそこから抜け出して本当に素晴らしいフィニッシュを決めた。
【ハイライト動画】セルティックvsブラガ