エヴァートンに所属するFWジャック・グリーリッシュがイングラン代表に復帰する可能性が浮上しているようだ。2日、『スカイスポーツ』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアが伝えている。


 トーマス・トゥヘル監督率いるイングランド代表はFIFAワールドカップ26欧州予選・グループKでここまで5試合を消化し、5戦全勝で首位を快走中。今月のインターナショナルマッチウィークでは現地時間9日にウェールズ代表との国際親善試合を戦い、5日後にはラトビア代表との欧州予選・グループK第8節に臨む。

 報道によると、9月の代表メンバーに名を連ねなかった選手のうち、負傷が癒えたMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード/スペイン)とFWブカヨ・サカ(アーセナル)は復帰が濃厚とのこと。また、新天地エヴァートンで輝きを放っているグリーリッシュも招集される可能性があるという。

 グリーリッシュは今夏にレンタル加入したエヴァートンで水を得た魚の如く躍動。デイヴィッド・モイーズ監督率いるチームで左ウイング(WG)に定着すると、キレのあるドリブルと高精度のキックで次々とチャンスを演出し、ここまで公式戦8試合で4アシストをマークしている。プレミアリーグの8月の月間MVPに選出されるなど、マンチェスター・シティで難しい時間を過ごしていた30歳は完全にかつての輝きを取り戻した。

『スカイスポーツ』や『ガーディアン』は、FWノニ・マドゥエケ(アーセナル)が負傷によって招集不可能なため、空いたアタッカーの枠をグリーリッシュが埋める可能性があると指摘。グリーリッシュが最後にイングランド代表に招集されたのは昨年10月となっている。

 また、今シーズンここまで公式戦7試合出場2ゴール2アシストという成績を残し、本来の調子を取り戻しつつあるMFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)も代表復帰の可能性があると報じられている。
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