バルセロナは3日、スペイン代表FWラミン・ヤマルが恥骨の痛みを再発させ、2~3週間の離脱となることを発表した。

 今シーズンからバルセロナで背番号「10」を付けるヤマルは、開幕から3試合続けてスタメン出場を果たすと、2ゴール3アシストを記録し、順調なスタートを切った。
しかし、9月に行われたFIFAワールドカップ26欧州予選では痛みを抱えながらスペイン代表として2試合に出場したことで、以降のバルセロナでの公式戦4試合を欠場した。

 その後、9月28日に行われたラ・リーガ第7節レアル・ソシエダ戦で復帰すると、投入直後にアシストをマーク。1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節パリ・サンジェルマン(PSG)戦ではスタメンフル出場を果たしていた。

 そんななか、クラブは「ヤマルは痛みを再発させ、今節セビージャ戦を欠場する。復帰まで2~3週間が予想される」と発表。ヤマルは10月のFIFAワールドカップ26欧州予選に臨むスペイン代表メンバーに選出されているが、スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、11日のジョージア代表戦と14日のブルガリア代表戦には不参加となる見通しだという。

 さらに同メディアは、代表ウィーク明けのラ・リーガ第9節ジローナ戦とCL・リーグフェーズ第3節オリンピアコス戦の出場も危ぶまれる状況と指摘。10月26日に行われるレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”までに、100パーセントのコンディションを整えることが目標と報じている。
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