ブレーメンは第3節のボルシアMG戦で4-0と完勝し、今季の公式戦初勝利を収めたものの、それ以外のリーグ戦では毎試合3失点以上を許しており、守備に課題を抱えている。
ブレーメンの日本代表DF菅原由勢とザンクトパウリの同MF藤田譲瑠チマがそれぞれスターティングメンバーに名を連ねた一戦は、ブレーメンが立ち上がりに先制に成功。右サイドを崩すと、中央のサミュエル・ムバングラが右足を振り、ゴール左側に流し込んだ。その後、ザンクトパウリはGKと1対1の場面を作るもカール・ハインがセーブ。
ブレーメンは8分、素早い攻撃からペナルティエリア内まで走り込んだ菅原が左足でシュート。ブレーメンは積極的な姿勢を見せていく。同点を目指すザンクトパウリは、徐々にボールを保持する時間帯を増やし始めると、サイド攻撃を中心に仕掛けていく。
後半に入り、ザンクトパウリはボール支配率を高め、1点を目指していく。藤田も徐々に細やかなテクニックを発揮し、ボールに絡んでいく回数を増やす。対する、ブレーメンは84分にGKと1対1のビッグチャンスを作るも追加点を奪うことはできない。
そのままスコアは動かず、1-0でホームのブレーメンが勝利。
次戦、ブレーメンは18日にアウェイでハイデンハイムと、ザンクトパウリは19日にホームでホッフェンハイムと対戦する。
【スコア】
ブレーメン 1-0 ザンクトパウリ
【得点者】
1-0 2分 サミュエル・ムバングラ(ブレーメン)