プレミアリーグ第7節が4日に行われ、アーセナルとウェストハムが対戦した。

 アーセナルは今シーズン、第3節リヴァプール戦で敗れたものの、その後のマンチェスター・シティ戦、ニューカッスル戦では後半アディショナルタイムの得点で勝ち点をもぎ取り、勝負強さを見せている。
首位リヴァプールとは勝ち点「2」差で追走する。一方のウェストハムは、リーグ開幕から1勝4敗と苦戦。グレアム・ポッター前監督を解任し、ヌーノ・エスピリト・サントを招へいした。新監督の初陣となった前節は引き分けに終わっている。

 この試合で最初のチャンスを作ったのは、アーセナル。ユリエン・ティンバーが敵陣ペナルティエリア内で入れ替わると、シュートまで持ち込む。12分にはブカヨ・サカのクロスからウェストハムゴール前で混戦に。ボールがエベレチ・エゼの目の前にこぼれるも、フリーで放ったエゼのシュートは、枠から外れてしまう。

 するとアーセナルにアクシデントが発生。マルティン・ウーデゴーアが相手と衝突し、左足にダメージを負ってしまう。ピッチに倒れ込んだ後、10分ほどプレーを続けるも29分にマルティン・スビメンディと交代する。

 迎えた38分、ウェストハムを押し込み続けるアーセナルが試合の均衡を崩す。
スビメンディのパスを受けたエゼのシュートはGKに阻まれるも、弾いたボールに反応したデクラン・ライスがネットを揺らすことに成功。その後もリッカルド・カラフィオーリのシュートがポストに直撃するなど終始アーセナルのペースで前半を終える。

 後半に入り、64分にアーセナルがPKを獲得。これをキッカーのサカは右に蹴り込みPKを成功させ、リード2点に広げる。アーセナルはその後、イーサン・ヌワネリ、マイルズ・ルイス・スケリー、ガブリエウ・マルティネッリをピッチに送り込む。

 81分にはCKからミケル・メリーノにチャンス。しかしウェストハムは体を張った対応で追加点を阻止する。後半アディショナルタイムにはウェストハムが素早い攻撃からCKを獲得。このCKにカラム・マーシャルが合わせるもシュートは枠の外へ飛ぶ。

 このままアーセナルが試合をクローズして2-0で勝利。ウェストハムの枠内シュートを“0”に抑え、勝ち点を「16」に伸ばした。

 次戦、アーセナルは18日にフルアムと、ウェストハムは20日にブレントフォードとそれぞれ対戦する。

 
【スコア】
アーセナル 2-0 ウェストハム

【得点者】
1-0 38分 デクラン・ライス(アーセナル)
2-0 67分 ブカヨ・サカ(アーセナル)


【動画】ライスの先制ゴール!



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