リールに所属しているU-19フランス代表イーサン・エンバペが、兄のフランス代表FWキリアン・エンバペが観戦している前で、古巣パリ・サンジェルマン(PSG)相手に得点を挙げた。5日、フランスメディア『RMC Sport』が伝えている。


 リーグ・アン第7節が5日に行われ、リールとPSGが対戦。スタンドには兄キリアンや父ウィルフリードらが訪れたことでも注目を集めた一戦に、弟のイーサンはベンチスタートとなった。

 試合は66分にヌーノ・メンデスが直接FKを叩き込んでPSGが先制点を手にしたものの、81分からイーサンが途中出場を果たすと、85分には左足で同点弾をマーク。このゴールにスタンドにいた兄キリアンら家族が拍手を送ると、弟イーサンはスタンドを指差した後に兄キリアンのお馴染みのパフォーマンスでもある腕を組むセレブレーションを披露した。

 なお、試合はこのまま1-1で終了。兄キリアンがPSGからレアル・マドリードに移籍した2024年夏に同じく、PSGの下部組織からリールに移籍していた弟イーサンが、古巣相手に決めた今季自身2得点目は、エンバペ家にとって忘れられない瞬間となったかもしれない。


【動画】イーサン・エンバペが兄の前で古巣PSG相手に同点弾!

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