ミランに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオが、自身の古巣であるユヴェントスとのドローを振り返った。5日、『Football Italia』がコメントを伝えている。


 ミランは、5日に行われたセリエA第6節で敵地『アリアンツ・スタジアム』にてユヴェントスと対戦した。試合は両チームともにスコアレスで迎えた53分、ミランがPKを獲得する。しかし、クリスティアン・プリシッチのキックは枠を捉えることができずに失敗。その後もスコアは動かず、名門同士の一戦はスコアレスドローという結果に終わり、ミランはリーグ首位の座から陥落することとなった。

 試合後、ラビオは『DAZN』で「勝つべき試合だった。悔しい。チャンスはあったけど、何かが欠けていた。努力をさらに重ね、チームとして成長しなくちゃいけない。シーズンはまだ始まったばかりだけど、この試合に勝てていれば大きなものになっただろう」と、引き分けという結果について悔しさを口にした。

 そして、「ゴール前でのラストパス、シュート、セカンドボールに対する反応、アグレッシブさを改善する必要がある。勝ち点“1”は悪くはないが、勝つためにもっとやれることがあった」と課題を指摘した。

 ラビオは、2019年夏から2024年夏までユヴェントスに所属していた。
そんな古巣との対戦について「心を動かされる夜だった。ユヴェントスの選手たち、スタジアム、スタッフ、そして(イゴール・)トゥドール監督のことも知っている。ここにまたやって来ることができて、とても嬉しい」と、5年間を過ごした本拠地で再びプレーできた喜びも語った。


【ハイライト動画】ユヴェントスvsミラン


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