日本代表は6日、キリンチャレンジカップ2025 パラグアイ代表戦に向けて始動した。5大会連続のFIFAワールドカップ日本代表メンバーを目指す39歳DF長友佑都は「自分たちの位置だったり、このままでワールドカップ優勝を狙えるのかというところが図れる」とW杯出場権を獲得しているパラグアイ代表、ブラジル代表との南米勢2連戦を歓迎した。


 日本代表の始動前日、長谷部誠コーチがメディアの取材に応じており、“盟友”長友佑都について「日本代表にとって、非常に大きな存在だと日々感じています。彼に厳しく言えるのは自分しかいないと思っているので(笑)。多分彼も感じているとは思いますが、合宿の度に厳しい言葉をかけています」と言及。「ワールドカップメンバーに入るため、彼はもっともっとやらなければならない」と発破をかけていた。

 これを受けて長友は「あんまり内密の話を言うな!と思ったけど(笑)」と笑いつつ、「なかなか言ってくれる人が少なくなってくる。長谷部さんは『全然ダメだ』とズバズバ言ってくるので。今日も会って『もっと上げないとダメだ』と言われた。本当に貴重でありがたい存在」とコメントした。そういった長谷部コーチの厳しい言葉は、長友への期待の裏返しでもある。長友は「長谷部誠に認められるように、しっかりとしたパフォーマンスを出したい」と力を込めた。
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