名古屋グランパスは7日、MF中山克広の負傷を報告した。

 今回の発表によると、中山は右尺骨骨折と診断されたとのことだ。
今月4日に行われた明治安田J1リーグ第33節セレッソ大阪戦において、49分に相手選手と接触した際に右腕を痛めており、その後は一度プレーを続けたものの、53分にピッチを後にしていた。なお、全治は明かされていない。

 1996年7月17日生まれの中山は現在29歳。ルヴァンカップ決勝戦でのPK献上と、それを自ら取り返した一撃が記憶に新しいサイドアタッカーは、名古屋グランパスでの2年目となる今シーズンに、右ウイングバックから左ウイングバックへと主戦場を移したことでレギュラーに定着。とくに夏以降、左サイドを個の力で打開できる突破力は、“ロッソジャッロ”の武器となっていた。
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