インテル・マイアミでは今季公式戦44試合出場で7ゴール11アシストを記録している元スペイン代表DFジョルディ・アルバが左サイドバックとしてプレーしているものの、7日に今シーズン限りでの現役引退を発表した。これを受け、後釜の獲得が必要となった同クラブはレギロンの獲得を画策しているという。
今回の報道によると、レギロンにはラ・リーガのクラブやイランのペルセポリスなどから400万ユーロ(約7億円)近い年俸でのオファーが届いているものの、同選手自身はインテル・マイアミへの加入だけを希望していることを代理人に伝えている模様で、交渉はすでに進展していることが明らかになっている。
現在28歳のレギロンは、レアル・マドリードの下部組織出身。2018年10月にトップチームデビューを飾った。2019-20シーズンはセビージャに期限付き移籍し、主力として同クラブのヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献した。
2020年9月、移籍金3000万ユーロ(約53億円)でレアル・マドリードからトッテナム・ホットスパーに完全移籍し、公式戦通算73試合に出場した。しかし、構想外となった2022-23シーズンはアトレティコ・マドリードにレンタル移籍となると、その後はマンチェスター・ユナイテッドやブレントフォードにもレンタル移籍を果たした。昨季はトッテナム・ホットスパーに復帰したものの、公式戦6試合出場にとどまり、今夏に契約満了に伴い退団。以降はフリーとなっているが、果たしてJ・アルバの後釜としてインテル・マイアミに加入することになるのだろうか。