松本のホームスタジアムであり、第31節宮崎戦の会場となっていた『サンプロアルウィン』では、今月2日にバックスタンド照明施設において、照明用架台の鉄骨部分が落下し、観客席の一部の破損していることが確認された。
代替開催日は未定で、決定次第発表される見通し。購入済みチケットの取り扱いについても、松本のクラブ公式サイトにて後日明かされる予定だ。また、今後のスタジアム利用再開の見通しが現時点で不透明であることを踏まえ、松本は10月26日(日)に開催予定のカマタマーレ讃岐戦以降のリーグ戦3試合におけるホームゲームチケットの販売を一時停止することを発表した。
今回の事態を受け、松本はクラブ公式サイトにて次のような声明を発表している。
「このたびのサンプロアルウィンにおいて鉄骨部材の落下による使用停止を受け、今週末の試合を中止・延期する判断をいたしました。まず、人的被害がなかったことに安堵しております。また、本件確認後、施設管理者の松本建設事務所により迅速なご対応をいただき、スタジアムの安全確認および利用再開に向けてご尽力賜っておりますこと、深く感謝申し上げます」
「一方で松本山雅FCファン・サポーターをはじめステークホルダーの皆さま、ホームゲーム運営を共に支えていただいている関係者の皆さま、対戦クラブとファン・サポーターの皆さまにも多大なるご心配、ご負担をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。今後のホームゲーム開催につきましては、先週末より関係者と密に情報交換をさせていただいておりますが、施設の安全性について調査中のため、現時点では確定できておりません」
「なお現状では、他会場での代替開催が困難なため、サンプロアルウィンでの開催を軸に、今後の対応を進めていく方針です。早急に今後の開催に関する確定情報をお伝えできるよう、引き続き関係各所と連携のうえ、全力で対応を進めてまいります。ご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」